昨年パリに行った時たまたまファッションウィークと重なっていました。
雑誌で特集される現場がまさにそこに!
そして、言霊?何でも口にしてみるものですね。
「一生に一度はパリコレを観てみたい」という漠然とした夢がどういう、たまたま関係者の知人が、たまたまパリにいて、たまたま一席余裕ができたというので、急遽見せて頂くことに!
ドリス・ヴァン・ノッテン
芝生を絨毯で再現したランウェイ。
無音から、鳥のさえずりが聞こえたと思ったら、森の妖精たちが、今目覚めたごとく気だるそうに歩いてきた…
これが、ショーの始まりです。
少しずつ楽器の音が加わり、壮大な音楽とともに興奮も増す。
小さい時にはじめてミュージカルを観た時のキラキラした眩しさと興奮に勝る、真新しい感動でした。
最後は、ふかふかの絨毯のランウェイに
モデルたちが寝そべり、また森に帰っていくようです。
会場はスタンディングオベーション!
パリコレ取材に慣れていそうなファッションピープル達も私と同じような感動を覚えている様子。
隣のジャーナリストが、
「あなた、はじめてのパリコレがこれだなんてラッキーね!これ以上のショーはなかなか出会わないと思うわよ」
ラッキー。
人生一番ラッキーな時間だったかも知れません^^