知らなかった世界^^

リオオリンピック開幕の日に退院し、連日の日本選手のメダル獲得と活躍に歓喜しながら、自宅での育児がスタートしました。

メダルに届かずに涙する選手に、オリンピックの舞台に立っているだけでどれほどの親孝行か!より親の気持ちに思いを馳せるようになったのも、私も親になりはじめている表れでしょうか。

ただ、産んだからといって、体が自動的に「母」になるわけではないことを初めて知りました。

産んだその日から「おっぱい開通」という、涙の特訓が待ち受けています。

37年間一度も開かなかった母乳の道を通すのに、助産師さんの愛の激痛マッサージに涙しながら、まだ母仕様になっていない乳首を赤ちゃんにほぐしてもらい、母乳開通させていくのです。

出産直後に気持ちが追いつかず激痛に心折れそうになりながら、母乳が数滴滲んだことに一先ず歓喜し、翌日には哺乳瓶の底が薄く埋まる程度に微増、助産師さんや看護師さんのおかげで、退院の頃にはなんとか一車線程度開通し、あとは赤ちゃんが吸えば吸うほど拡張工事がなされるということでした^ ^

よく目にする慈悲に溢れた表情で子を抱いておっぱいをやる母の姿…今の私には至難の技のように思えます!

おっぱいと赤ちゃんをフィットさせるのに汗だくで格闘し、うまく吸いついた時には前屈みの無理な体勢、授乳中そのまま動けず首や肩がガチガチになる…その繰り返しです^ ^

ま、そのうち上手になるでしょう(笑)

できない事より、少しでも出来るようになった事を赤ちゃんと褒め合っていこうと思います。赤ちゃんも私に似たのか、褒められて伸びたいタイプみたいです^ ^

新米母20日目総括。

・赤ちゃんは産まれながらにおっぱいの吸い   方を知っていて、思っていたよりも自らの成長に積極的に参加している印象。

・与えるだけに思える時間に、私が満たされている。

出産直後に待ち受けている「おっぱい合宿」のような入院生活、そして、誰かのために過ごす時間にこんなに満たされるなんて!

以上、出産して初めて知った新しい世界のお話でした^ ^

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