名古屋で楽しみにしていたのが、
林恭助さんの個展。
土岐市無形文化財「黄瀬戸」保持者で、
奥様友加さんも陶芸家。ご夫婦揃ってお人柄溢れる楽しい方です。
林さんご夫婦にお会いする今年の夏まで陶芸とはほぼ無縁でしたが、少し知ると素人ながら楽しいものです！
間近で見ると、細かいラメのように光る黄瀬戸、千度の火を抜けて出来た色だと想像するだけで胸踊ります。
「瀬戸黒」の黒は、釜で焼いている真っ只中に取り出して、急激に冷やし、釉薬の鉄分が黒化したもの！タイミングを見誤ると茶色などにとどまるそうで、
堂々と潔く、気高い黒に惹かれます。
恭助さんの師匠で「瀬戸黒」で人間国宝に認定された加藤孝造さんにも、夏にお会いしました。
蕎麦を打つのがご趣味という先生、
仏様のような柔らかなオーラ溢れる方です。
林ご夫妻も私も、酒呑み^^
新年早々またお会いする予定です。
ご縁が繋がるほど嬉しいものはありませんね♪
