昨日のNHKぐるかんで放送した
中谷美紀さんのインタビュー
インタビュー部屋に一人でふらっと入って来られた気さくさに一瞬戸惑うも、
ナチュラルに笑う姿に、
「凛とした」「クール」のイメージを固めすぎていた自分の鎧を脱ぎ、
本当の姿に直接会える喜びに浸りながらインタビューは始まりました^^
中谷さんは
神戸・西宮辺りでオールロケで撮られた
映画「繕い裁つ人」で頑固な仕立て屋さんを演じています。
完璧な女性のほころびがテーマのひとつですが、
個人的には、
他地域がどうしても敵わない
神戸ならではの「お洒落文化」と、
文化が生活に根付いた人々の繋がりを
美しく温かく感じました。
阪神淡路大震災から20年の節目の年に見て頂きたい映画です。
中谷さんの大事にしている言葉は、
「無一物」
人間は、本来、何も持たない。
余分な欲や心配を持たず、
ただただ今の現場、
今の監督を喜ばせるために
奉仕するのが役割だと。
禅の言葉をすでに体得しているようにも見える落ち着きと、軽やかな笑顔と気さくさ、両方相まって、
私の中で一段と魅力を増した中谷美紀さんでした。
その両方が伝わっていたら幸いです^^